ドミニクアンセルベーカリートウキョウが表参道にオープン！ / オープン初日は300人以上の行列＆待ち時間は最大6時間も
ニューヨークで大ブレイクしたクロワッサンドーナッツ “クロナッツ” を生んだ、大人気のペイストリーショップ「DOMINIQUE ANSEL BAKERY」の日本第1号店となる「DOMINIQUE ANSEL BAKERY TOKYO（ドミニクアンセルベーカリートウキョウ）」が、6月20日（土）、表参道にオープンしました。
日本初出店となる「DOMINIQUE ANSEL BAKERY」は、“ニュージェネレーションベーカリー” をコンセプトに、これまでにはない独創的かつ斬新なアイデアで、ニューヨークの最先端のエッセンスを取り入れながら、商品一つ一つにストーリーを忍ばせた高品質で特別感のあるメニューを提供しているペイストリーショップです。
クロワッサン食感のドーナツという斬新なアイデアが大ヒットにつながった「クロナッツ」、クッキー生地のショットグラスにバニラミルクを注ぐ「クッキーショット」、アイスクリームをしのばせたマシュマロをパリッと焦がした「フローズンスモア」など、その独創的な商品は、味覚に厳しいニューヨーカーやハリウッドセレブをはじめ世界中のファンが絶えず行列を作ってしまうほど、絶大な支持を集めています。
今回オープンするドミニクアンセルベーカリートウキョウは、ストーリー性があり心に残る作品創りを常に意識するドミニク氏が、日本から刺激を受けたインスピレーションから、ここでしか手に入らない日本だけの商品を展開する予定。
他にも、2050年からインスパイアされ未来を見据えた “ニュージェネレーションベーカリー” としての空間創りを意識しており、誰でも気軽に訪れることができる居心地の良い空間が提供されます。
店内には、フランス菓子店にありがちな典型的なシャンデリアを飾るのではなく、1FはNYとパリの地下鉄の世界観を、2FはNYとパリの公園の世界観をそれぞれ表現した斬新で新しいデザインの空間になり、さらに、日本独自の和風の小部屋も用意されています。
お店の場所・行き方については先日記事をUPしておりますので、来店予定の方はよろしければご覧下さい。
→ http://omotesando-info.com/webmagazine/dominiqueanselbakery-tokyo-access/
オープン初日となった6月20日（土）、早速来店してきましたので、行列の様子や待ち時間などを含めてご紹介させて頂きます。
ドミニクアンセルベーカリーのオープン時間は8時という事で、7時20分頃にお店に向かうと、予想通り行列が出来ており、最後尾は表参道けやき並木のルイヴィトンの前まで伸びていました。
正確な人数は分かりませんが、この時点でもすでに200人ほどの方が並んでいたのではないかと思います。
行列は「店の前」「店のすぐ近くの駐車場」「表参道けやき並木」という3段階に分かれて行列を作っており、表参道けやき並木の次は、店から20mほど離れた場所にある駐車場に移動します。
駐車場のところには150人ほどの方が並んでいました。
表参道けやき並木からこの駐車場に移動するまで20分程度、駐車場の行列最後尾についたのは7時40分頃。
まだオープンの8時を迎える前でしたし、8時になってオープンしたら一気に前に進めるのではないかと期待していたのですが、8時を過ぎてもほんの少ししか進まず、その後はさらに動きが無くなり・・・、駐車場の最後尾についてから1時間30分くらいはほとんど前に進まなかった感じでした・・・。
パンケーキの行列のようにお客様が全員イートインするわけではなくテイクアウトのお客様も多いので、並び始めた当初は「2時間程度で入れるかな」と予測していましたが、2時間経過してもまだ駐車場の行列約150人中で120～130番目くらいにしかなっておらず、「2時間経ってこれくらいしか進まないのでは、このペースなら5～6時間かかるのでは・・・？」と不安が膨らみつつもそのまま並び続けます。
と、いつになったら店にたどり着けるのだろうかと不安になっていると、ドミニク・アンセルさんが登場。
挨拶の後、行列に並んでいる皆さんをバックに、ドミニクさんがハマっているというセルフィーの撮影をされていました。
その後、少しずつですが前に進むペースが上がり、10時20分頃に駐車場の行列約150人中40番目あたり、10時40分頃に20番目あたり、11時過ぎにようやく5番目くらいにまで進み、次の案内で店の前の列に移動できるというところまで来ました。
上の画像は駐車場にできた行列の先頭からお店がある方向の風景です。
あと20m・・・、あと少しで店にたどり着ける・・・。
と、次の案内で店の前に移動できるグループまでたどり着いて少し安堵していると、スタッフさんが出来たてのマドレーヌを持ってきて下さいました。
ホカホカで甘くて美味しいマドレーヌで体力も気持ちも少し回復・・・。
7時20分頃から並び始めてから約4時間、11時25分頃にようやく店の前の列に移動できました。
ここまで来て、店内の様子を観る事ができたり、オープン記念プレゼントの帽子を頂くなどしてテンションが回復。
店内の様子すら見えない状況だと不安ですし、お連れの方と話をしたりスマホをいじるくらいしかできませんが、店内の様子が見えるというのは気分的にだいぶ楽になりますね。
4時間も移動時間があれば、東京駅から新幹線（のぞみ）に乗れば広島まで、飛行機なら成田からグアムまで行けてしまいますが、それほど遠くまで行ける4時間で100mくらいをじわじわと前に進んで目的のお店を目指すというのはある意味凄いですね・・・。話が少し逸れました・・・。
話を戻すと、店の前からそのままの流れでオーダー＆レジ待ちの列として少しずつ前に進みますが、ここから意外と時間がかかりました。
店の前の列の最後尾についたのが11時25分頃、そこから店内に進み、オーダー＆レジ待ちの列に並んで前に進んでいくわけですが、オーダー・お会計終了したのが12時前。
7時20分頃に並び始めて、オーだのためレジにたどり着いたのが12時前という事で、結局待ち時間は約4時間40分となっていました。
4時間40分という、自身が行列に並んだ時間としては最長時間でしたが、「4時間40分もスマホをいじったりボーっとしていたりしただけでよく時間を潰せたな」と思いつつ、終わってみればその時間ほど長くは感じなかったというのが感想でした。
ただ、だからといって「4時間でも意外と大丈夫だったから今後も何かあれば並ぼう！」とは思いませんし、最初から4時間以上かかるのが分かっていたら「少し落ち着いてから行こうかな」となっていたと思いますが・・・。
ドミニクアンセルベーカリートウキョウは2フロアあり、1Fはテイクアウト＆イートインスペース、2Fはカフェレストランとなっています。
なお、座席数は1Fが16席、2F が72席用意されています。
スイーツを詰め合わせたギフトボックスも用意されています。
アーモンドクロワッサン、パン オ ショコラ、マッチャ モナカ クッキー、ミスターロボット（黒糖とほうじ茶のメロンパン）といったパンもあります。
ケーキやマカロンなどスイーツも充実。
ビジュアルが美しいケーキたちの中には、かわいいネコのケーキ（マネキネコ ルリジューズ）も！
店内奥にある厨房から出てきた出来たてのクロナッツ！
クロナッツは1日500～600個程度という販売数に限られているようで、行列に並んでいる際にはスタッフさんが度々
「クロナッツはお一人様2個までとなります」
「クロナッツは販売数量に限りがあるので、売り切れの際はご容赦下さい」
とアナウンスされていました。
また、アナウンスとともに、スタッフさんが行列に並んでいるお客様一人一人に「クロナッツは何個お求めですか？」と聞いてカウントして、どのあたりのお客様まではクロナッツを買えるかどうかを調べてもいました。
そのヒアリング時は、自分の順番あたりなら「お買い求め頂けるかと思います」という感じでしたが、その後確認すると「1個買うとおっしゃっていたお客様が2個購入されたりすると、当初カウントしていた時よりも残りが少なくなる可能性もあるので、もしかしたら売り切れてお買い求め頂けない可能性も・・・」という感じに・・・。
魅力的なメニューが多いので何を食べても美味しいだろうとはいえ、とにかくクロナッツを食べてみたくて長時間並んでいたので、クロナッツが食べれない可能性があることにヒヤヒヤしていましたが、無事購入できました。
オープン初日は15時頃には売り切れてしまったようですし、来店するタイミングによっては売り切れてしまう可能性もあるようですので、「クロナッツは必須！」という方はお早目の来店をオススメします。
レジカウンターでオーダーした後は、こちらの受け渡しカウンターで購入した商品を受け取ります。
このカウンターでは、クロナッツなど商品を箱詰めしたり、フローズンスモアにバーナーで焦げ目をつける作業も行っています。
目の前でこの作業・パフォーマンスを見る事ができます。
私と同じように、多くの方が撮影されていました。
そして商品受け取り。今回はクロナッツ1個とフローズンスモアをオーダーしました。
クロナッツはイートインもテイクアウトもどちらでもできるよう、箱詰めされて出てきますが、クロナッツは1個しか購入していないですしイートインですぐに食べてしまうので、こんな立派な箱で出てきて恐縮しました。
店内中央に置いてあるこちらのテーブルに、木のナイフやフォークなどが用意されています。
クロナッツ売り切れの可能性もあった中、無事「クロナッツ」と「フローズンスモア」という目的通りのメニューを購入することができました。
▲ クロナッツ 550円（税抜）
フランスのクロワッサンとNYのドーナツを組み合わせた、ハイブリッドスイーツの元祖。
バターがたっぷり練り込まれたクロワッサン生地を揚げることで、外はサクサク、中はふんわりの食感を実現。
フレーバーは毎月1種類のみで、2度と同じフレーバーを提供することはありません。
アメリカのニュース情報誌 『TIME』 では、「2013年の最も優れた発明品25」 に選ばれています。
今月の残り10日間、6月20日（土）～30日（火）の期間限定フレーバーは、「北海道ミルクハニーガナッシュ 柚子レモンカード」。
まず、クロナッツを実際に見ると、これまで写真で見てきたイメージよりも一回り大きく感じ、サイズ感は好印象。
そしてお味の方ですが、これは確かに美味しい・・・。
外はサクサク、中はふんわりの食感も良いですし、ミルクハニーの甘さと柚子レモンカードのさわやかな酸味のバランスがGood。
中にクリームが詰められているのがこれまた最高でした。
何時間も並ぶのはキツイですが、毎月月替わりの、その月限定フレーバーのクロナッツを食べてみたい・・・。
さすがクロワッサンドーナツの元祖、評判通りの美味しいスイーツでした。
▲ フローズン スモア 750円（税抜）
バニラアイスにチョコレートのフレークをまぶしてから、ハチミツ風味のマシュマロでくるみ、スモークした木の枝に刺したオリジナルスイーツで、外はパリッと中はとろとろ、中のアイスクリームがひんやりの新食感スイーツ。
キャンプファイヤーでマシュマロを炙る体験からインスピレーションを受けたメニューで、香ばしいキャラメルの香りとスモークで香り付けした手持ちの枝が、小さいころの思い出を蘇らせる逸品。
オーダーを受けてからバーナーで焦げ目を付けています。
その見るからに美味しそうなビジュアルで、クロナッツとともにSNS上でも期待値の高かったメニューでしたが、イートインされているお客様の多くがフローズンスモアをオーダーされていました。
▲ クッキーショット 480円（税抜）
ショットグラスの形をした、温かくしっとり柔らかいチョコチップクッキーの中に、バニラビーンズを24時間浸した冷たいミルク。
おやつの時間にクッキーとミルクを必ず組み合わせて食べるアメリカカルチャーからインスピレーションを受けたメニュー。
冷たいミルクを飲んでは温かいクッキーをかじる、絶妙なマリアージュを楽しめます。
クッキーショットも食べてみたかったのですが、クッキーショットは毎日15時からの数量限定販売となっているため、12時頃に入店した私はオーダーできませんでした。
クッキーショットを狙っている方は、来店時間にご注意下さい！
日本に初上陸したドミニクアンセルベーカリーのオープン初日は、300人以上の行列が発生し、最大6時間待ちも発生するなど予想通りの盛り上がりとなりました。
そして、初めて食べることができたクロナッツは評判通りの美味しさでした。
しばらくはそれなりの待ち時間を覚悟しての来店になりそうですが、皆様もぜひ「ドミニクアンセルベーカリートウキョウ」へ！
【 店舗概要 】
店名 ： DOMINIQUE ANSEL BAKERY TOKYO （ドミニクアンセルベーカリー トウキョウ）
住所 ： 東京都渋谷区神宮前5-7-14
営業時間 ： 1F 8：00～19：00 / 2F 9：00～19：00
定休日 ： 無休
業態 ： 1F テイクアウト / イートインスペース
2F カフェレストラン
座席数 ： 88席 （1F ： 16席 2F ： 72席）
TEL ： 03-3486-1329
【 ドミニクアンセルベーカリー 関連リンク 】
ホームページ ： http://www.dominiqueanseljapan.com/
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