「青山ファーマーズマーケット」が 2020年11月21日（土）より国連大学前にて再開！

NPO法人ファーマーズマーケットアソシエーションが週末に運営する「Farmers Market @ UNU」は、2020年3月末に開催休止した後、8月22日より臨時会場の青山オーバルビル前にて縮小規模で再開しましたが、この度11月21日(土) 10時より通常会場の国連大学前にて再びファーマーズマーケットを開催することを決定しました。

引き続き国連大学本部としての活動を自粛している中、マーケット再開の後押しをしてくださった関係者の皆さま、そしてこの間にも場所を提供してくださったオーバルビル関係者の皆さまのご協力により、今回の再開が実現しました。

国連大学前でも、まずは縮小規模での再開となりますが、感染予防対策を実施しながら徐々に出店数を増やす予定です。

長い休止は私たちにとっても辛い出来事でしたが、その間にも、多くの方々が農家さんと直接連絡を取られ、お野菜を注文するだけでなく、何かサポートできないかと行動してくださったということを耳にしました。
ファーマーズマーケットという場を運営しているだけでなく、場に関係なくお互いを気遣える関係性を紡ぐことに一役買えていたのかもしれない。それは私たちにとって先が見えない中での希望でしたし、自分たちの役割を再認識する出来事でした。

当たり前にあって普段は意識することのない、水や太陽、土といった自然があり、そこに立つ作り手の方々がいてこそ、私たちの生活があると考えています。この関係性が、どこかから来て、どこかへと消えてしまう「消費」に終わるものではなく、一粒の種から多くの実りがもたらされるように、より良くなっていく「循環」になることを目指して。時代に合わせて柔軟に、これからも皆さまとコミュニティとしてのファーマーズマーケットを育てていけたらと考えています。目指すは100年です。

《プラスチック製レジ袋を廃止、地域循環型のブーメランバッグへ》

Farmers Market @ UNUでは、「野良を目指して」というコンセプトに基づき、野に良く、人に良い暮らしを実践し、マーケットをサスティナブルで活気のある場へと育てていくため、8月22日よりプラスチック製レジ袋の使用を原則廃止しました。
現在のマーケットでは、マイバッグ持参の推奨に加え、マイバッグをお持ちでないお客様への「ブーメランバッグ」の貸し出し・回収を行っています。
今後は、一般社団法人530（東京都渋谷区、代表理事：中村元気）と協力し、同社が発足した「Cat Street Circular Hack Project」に参加する原宿キャットストリートの店舗とも連携してブーメランバッグを活用する予定です。

*ブーメランバッグとは

買い物客がマイバッグを持参し忘れてしまった際に無料でエコバッグを借りることができ、次の買い物時に返却場所を訪れた際に返す仕組み。ブーメランのようにエコバッグが循環していく様から名付けられ、オーストラリアを発祥地として世界中で拡大してきている。
お客さまや出店者さまと一緒により良いマーケットを形づくっていければと思っておりますので、お立ち寄りの際にはマイバッグの持参にご協力をお願いいたします。また、ご家庭・地域で余っているエコバッグや使用済み紙袋がありましたら、ブーメランバッグとして地域で循環させるために事務局まで寄付していただけますと幸いです。

《 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために 》

Farmers Market @ UNUでは下記の通り各対策を施した上で、「生産者からの安全で健康な食を都市に届ける」というファーマーズマーケットの役割を再開してまいります。
なお、再開にあたっては、内閣府発表の以下2点のガイドラインに則り対策を策定し、感染拡大の防止に努めていきます。

1．来年2月末までの催物の開催制限、イベント等における感染拡大ガイドライン遵守徹底に向けた取組強化等について
2．業種別ガイドライン⑦「飲食料品供給」の卸売市場におけ る対策ガイドラインならびに⑨「生活必需品供給」における小売業の店舗における対策ガイドライン

対策の主な考え方
必要な対策の実施に加え、当初の段階では出店数を3割ほど削減することにより、ソーシャルディスタンスを確保してまいります。また、オンラインを活用し、身体的な接触を軽減できるよう工夫も行います。元々屋外での開催のため、三密が発生しづらい状況ではありますが、具体的にはさらに以下に示す対策を講じてまいります。

具体的な対策内容
以下の対応については現状では期限を決めずに継続して取り組んで参ります。

1．マーケットの入り口にアルコール消毒液の設置
2．試飲試食の取りやめ（小売業ガイドラインの⑤より）
3．体調不良の方への来場自粛／出店中止のアナウンス
4．持病持ちの出店者へ出店自粛の案内
5．出店者および来場者への咳エチケット等の啓蒙
6．出店数を約3割削減することで出店ブース間の間隔を1m取り、ソーシャルディスタンスを確保
7．マーケット内に飲食用テーブルは当面の間設置しない
8．運営スタッフ・出店者のマスクまたはフェイスガード着用
9．必要最低限のスタッフ数での出店依頼（1ブースにつき2名まで）
10. 販売リスト事前案内のお声がけ

→事前に出店者さん各自に販売予定商品の情報をSNSやWEB等に案内してもらい、お客様の買い物時間をなるべく短縮、接触を軽減

11.当日の出店に関する受付業務をオンラインに移行し、事務局スタッフとの接触を低減
12.会場内に混雑が見受けられる箇所があった場合には事務局スタッフが整列作業を行う
　加えて、ご来場の皆様にも下記の点にご協力をお願いしてまいります。

・会場に到着されたら、入り口で手指の消毒をお願いします。
・自分が購入するもののみ手に取るようにしてください。
・マイバッグの持参にご協力ください。

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